ブリリアント
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第12回スナック雑学講座

みなさんこんにちは!

 

ブリリアント、更新担当の中西です。

 

 

 

スナック経営の鉄則5ヵ条 〜“また来たい”と思わせる秘訣とは?〜

前回はスナックの歴史を振り返りましたが、今回は実際にスナックを経営する側の視点から、「長く愛されるお店に共通する鉄則」をご紹介します。

これからスナックを始めたい方、経営しているけど伸び悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

◆鉄則①:ママは“人柄がすべて”

 

スナックの成功は、ママの人間性にかかっていると言っても過言ではありません。

お客さんが「ママに会いに来る」「話を聞いてもらいたい」と思って通ってくれるのがスナックの醍醐味。

逆に、ママが無愛想だったり、無理に営業トークばかりしていると、お客様は離れていってしまいます。

聞き上手・共感力・ユーモア・適度な距離感。

これらがあるママは自然とファンを作り、何年経ってもお客様がついてきてくれます。

 

 

 

◆鉄則②:常連と新規、両方を大切に

 

常連さんが店を支えてくれるのはもちろんですが、新規のお客様が入りやすい雰囲気を作ることもとても大事。

・常連さんばかりで内輪感が強すぎないか?

・新規の方にも話しかけて、自然に輪に入れてあげているか?

・「また来てくださいね」と一言伝えているか?

こうしたちょっとした気遣いが、新しいファンを生む鍵になります。

 

 

 

◆鉄則③:料金体系は“とにかく明確に”

 

料金の曖昧さは、お客様の不安につながります。

スナックに対して「ボッタクリ」という誤解を持つ人もいるため、価格の明確化は最優先事項。

・チャージ料金

・1杯の料金目安

・ボトルキープの価格

・セット料金の有無

これらをはっきり提示するだけで、お客様の安心感がまったく違います。料金表をカウンターや壁に貼っておくのも効果的です。

 

 

 

◆鉄則④:空間作りは“清潔感+親しみ”

 

スナックは高級感よりも“居心地”が重視される場所。

・照明は暗すぎず明るすぎず

・インテリアは落ち着いた色合い

・カラオケの音量も控えめに調整

・トイレやカウンターの清掃はこまめに

一度「居心地いいな」と思ってもらえたら、リピーターになってくれる確率がぐっと上がります。

 

 

 

◆鉄則⑤:無理なく続けることが最大の武器

 

毎日開ける必要はありません。

週2〜3日でも、自分の体調や生活に無理のないペースで続けることが、スナック経営のコツです。

「やってる日が少ない=希少性が上がる」

「ママがいつも元気=また会いたくなる」

そんな“余白”を大切にするのも、スナックらしさ。

肩ひじ張らず、自然体で長く続けていくことこそ、最大の成功法則かもしれません。

 

 

 

◆さいごに

 

スナックは、日本独自の“人情ビジネス”。

「お酒を出す店」ではなく、「人をもてなす場」であることを忘れずに運営していけば、時代が変わってもきっと愛され続けるお店になるはずです。

 

 

 

次回もお楽しみに!