みなさんこんにちは!
ブリリアント、更新担当の中西です。
スナック経営の鉄則5ヵ条 〜“また来たい”と思わせる秘訣とは?〜
前回はスナックの歴史を振り返りましたが、今回は実際にスナックを経営する側の視点から、「長く愛されるお店に共通する鉄則」をご紹介します。
これからスナックを始めたい方、経営しているけど伸び悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください!
◆鉄則①:ママは“人柄がすべて”
スナックの成功は、ママの人間性にかかっていると言っても過言ではありません。
お客さんが「ママに会いに来る」「話を聞いてもらいたい」と思って通ってくれるのがスナックの醍醐味。
逆に、ママが無愛想だったり、無理に営業トークばかりしていると、お客様は離れていってしまいます。
聞き上手・共感力・ユーモア・適度な距離感。
これらがあるママは自然とファンを作り、何年経ってもお客様がついてきてくれます。
◆鉄則②:常連と新規、両方を大切に
常連さんが店を支えてくれるのはもちろんですが、新規のお客様が入りやすい雰囲気を作ることもとても大事。
・常連さんばかりで内輪感が強すぎないか?
・新規の方にも話しかけて、自然に輪に入れてあげているか?
・「また来てくださいね」と一言伝えているか?
こうしたちょっとした気遣いが、新しいファンを生む鍵になります。
◆鉄則③:料金体系は“とにかく明確に”
料金の曖昧さは、お客様の不安につながります。
スナックに対して「ボッタクリ」という誤解を持つ人もいるため、価格の明確化は最優先事項。
・チャージ料金
・1杯の料金目安
・ボトルキープの価格
・セット料金の有無
これらをはっきり提示するだけで、お客様の安心感がまったく違います。料金表をカウンターや壁に貼っておくのも効果的です。
◆鉄則④:空間作りは“清潔感+親しみ”
スナックは高級感よりも“居心地”が重視される場所。
・照明は暗すぎず明るすぎず
・インテリアは落ち着いた色合い
・カラオケの音量も控えめに調整
・トイレやカウンターの清掃はこまめに
一度「居心地いいな」と思ってもらえたら、リピーターになってくれる確率がぐっと上がります。
◆鉄則⑤:無理なく続けることが最大の武器
毎日開ける必要はありません。
週2〜3日でも、自分の体調や生活に無理のないペースで続けることが、スナック経営のコツです。
「やってる日が少ない=希少性が上がる」
「ママがいつも元気=また会いたくなる」
そんな“余白”を大切にするのも、スナックらしさ。
肩ひじ張らず、自然体で長く続けていくことこそ、最大の成功法則かもしれません。
◆さいごに
スナックは、日本独自の“人情ビジネス”。
「お酒を出す店」ではなく、「人をもてなす場」であることを忘れずに運営していけば、時代が変わってもきっと愛され続けるお店になるはずです。
次回もお楽しみに!
