ブリリアント
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第17回スナック雑学講座

みなさんこんにちは!

ブリリアント、更新担当の中西です。

 

~“通いたくなる理由”~

夜の街の仕事は、偶然の来店を“必然の再来店”に変える設計が命。
本記事では、来店数×客単価×来店頻度を最大化するための、現場で使える型とチェックリストをまとめます。

1|お店の“約束”を言語化する

  • コンセプト一文化:「大人の会話と上質な静けさ」「明るくポップで初めてでも安心」など“期待値”を一文で。

  • 価格の透明化セット料金/延長/指名/場内指名/サービス料・税入口・卓・メニュー・SNSの4点で明示。

  • 初回導線:30秒で伝わる“初めてガイド”(料金・時間・ルール・推しの楽しみ方)。

KPI:初回→再来店率、指名転換率、本指継続率、ボトル比率、平均卓滞在時間。

2|“卓オペ”の5つの基本

  1. 名前記憶:名刺→復唱→会話中に3回呼ぶ。

  2. 席づくり:グラス位置、灰皿交換、氷・割り物の残量は**“1/3ルール”**で先回り。

  3. 会話設計聴く6:話す4。来店目的(仕事/息抜き/記念)に合わせてスイッチ。

  4. 提案力:最初は飲みやすい一杯+軽いフード、2杯目でボトル提案(“今日は味見、次回キープ”)。

  5. お見送り:3秒の握手・会釈・名前呼びで“次回の理由”を残す。

NG:料金の曖昧・延長の無断・過度な飲酒強要。楽しさ=安心の上に成り立つ

3|営業連絡は“短く・心を動かす”

  • 3つの型
     ①近況共有:「本日○時〜在籍です。限定の〇〇入荷しました」
     ②提案提示:「金曜は満席近いので、20:30〜お席押さえます?」
     ③感謝回収:「昨日はありがとうございました!次は〇〇のボトル味見しましょう」

  • 既読率の上げ方:アイコン統一・定時配信・**“お客さまの名前+具体”**を1つ入れる。

  • 炎上回避:深夜の連投×、返信催促×、私的領域の踏み込み×。

4|トラブルゼロの“料金7か条”

  1. 入店時に料金表を提示・読み合わせ

  2. 延長は必ず口頭確認+タイマー

  3. ボトル・フードは卓で合計をその都度共有

  4. 会計二重確認(キャスト→レジ

  5. レシート・領収書は店名・内訳・日時明記

  6. SNSクーポンは提示時点で確定

  7. 料金問い合わせは店長orレジ担当が一本化

5|“同伴・アフター”の安全ルール

  • 時間・場所・連絡を店で記録(誰と/どこへ/何時戻り)。

  • 帰路の安全:送迎・タクシーチケット・深夜帯の連絡チェックイン

  • 一線の共有:迷ったら“お店ルール”を理由に丁寧にお断り。

断りスクリプト:「今日は店のルールで遅いお時間は控えてます。また次回、営業時間内でゆっくりご一緒させてくださいね☺️」

6|健康・ハラスメント対策で“長く働ける” ️

  • 飲酒コントロール:ノンアル提案、チェイサー徹底、“一口二水”

  • ハラ対策NG行為リストと退店基準を可視化、ボディカメラ・ホットライン。

  • 受動喫煙配慮:喫煙室/分煙の明確化、声かけルール。

7|30日アクションプラン ✨

  • Day1–7:価格表示と初回導線、卓上POP整備

  • Day8–14:営業テンプレ3種を配信→既読/予約率を測定

  • Day15–21:ボトル提案トーク練習→味見→キープの導線整備

  • Day22–30:再来店施策(次回特典/記念日カルテ)+振り返り会

まとめ

“通う理由”は、安心×提案×記憶で生まれます。
価格の透明化・卓オペの型・連絡の質を磨けば、売上は自然と伸びる。
まずは初回導線と料金7か条から整えていきましょう。✨